2013年4月6日土曜日

メメントモリ・ライダー

どうもです。一応芸術学部に在籍している直登です。

という事で今日はアートに絡んだネタ。

突然ですが、皆さんはメメントモリという言葉をしっていますか?

ウィキペディアより抜粋))
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句。「死を記憶せよ」などと訳される。芸術作品のモチーフとして広く使われ、「自分が死すべきものである」ということを人々に思い起こさせるために使われ、日本語直訳では「死を思え」、意訳では「死生観」と言える。
  
アートの歴史では古くからこの言葉を題材にした作品が多く製作されています。

西洋史をさかのぼること14世紀初頭。当時流行した黒死病は、社会に深刻な影を落とし、死神が万人に付きまとう「偉大な平等主義者」であることを人々に思い知らせました。
このころから人間の頭骸骨が死のシンボル・象徴として大々的に絵画に登場してきました。

『ヴァニタス』、ピーテル・クラース

そして、長いので一気に省略します。。
1970年代から現代に至るまで、スカル(頭骸骨)というモチーフが一気にポップカルチャーとして音楽、ファッション、アートのアイコンとして生まれ変わり始めます。
((作例はあまりにも多すぎるので、以下は自分が好きな作品を手短に紹介します))

・スカルスケーツ(スケート・ファッション)
スケートボードのロゴ。



「Miss July」・ポール-インセクト
皮肉が利いていて面白いですね。



「For the Love of God」・ダミアン-ハースト
8.601個のダイヤモンドで覆われた人間の頭骸骨。

この作品では物質主義、商業主義への批判など社会的なテーマを含み、さらにヴィジュアル的にも成功している僕の大好きな作品です。


現代アートでは本物の頭骸骨を使用するなど、どの作品も強烈なイメージがあり、とても印象深いと思います。

メメントモリ(死を忘却するべからず)。。こういったテーマの歴史や絵画、アート学ぶと、学外でMTBライダーとして活動している自分の心情に痛く突き刺さる物がありますね。日々挑戦している技が激化している中、この言葉がいつも頭をよぎるのです。


MTBダートジャンプはとても楽しいスポーツですが、常に危険と隣合わせだとも言えます。
実際にリスクの高い技に挑戦し、失敗して生死に関わる大怪我をした知人もいます。
海外ではBrett Banasiewiczという将来を大変有望視されていた選手がトリックに失敗し、重体な状況に陥ってしまいました。↓がブレット選手リハビリの様子。(1ファンとして必ずカムバックすることを期待しています!)


エクストリームスポーツをやっているライダーが必ずしもこうした状況に陥る訳では決してありません。ですが、こういった例を見ると、少しでもリスクを軽減し、自分も彼らの経験から学ばなければという気持ちになります。また、実際に自分がクラッシュしてみて痛みを知る事で意識が変わりました。


ニーシンガードはもちろんの事、以前はハーフヘルメットを被っていたのですが、フルフェイスに変えました。


これから手を出すであろう大技の為にネックブレース、ボディアーマーも揃えました。
誰だって痛い思いをするのは嫌です。また病院行きも嫌です。
そして、実際にフルフェイスで大怪我を免れました。

メメントモリ。決して否定的な意味合いではなく、MTBに楽しく乗る為に忘れてはなりませんね。
少なくとも僕はそうします。。。。だって軽装で怪我して乗れないor重体なんて嫌じゃないですか。